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人は見た目が9割ってメラビアンの法則の誤解?

今から40年少し前、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによって、のちに「メラビアンの法則」または「7-38-55のルール」とも呼ばれる研究が発表されました。

この研究は、まず、人と人が直接会う形のコミュニケーションでは、

  1. 言語によるメッセージ
  2. 聴覚によるメッセージ(口調、声のトーン、速さ、言葉づかい)
  3. 視覚によるメッセージ(身振り手振り、表情、ボディランゲージ)

の三つの要素があることを基本とします。

その上で、もしも相手が口で好意をあらわし、態度で反感をあらわすなどの、言語と非言語の矛盾したメッセージを発した場合、メッセージの受け手は、次のような割合でメッセージを受け取るというものです。

  1. 言語…7%
  2. 聴覚…38%
  3. 視覚…55%

ここで注意しなければならないのは、メラビアンが行った実験の条件です。その条件とは、

  • 好意や反感などの感情・態度の伝達であること
  • 送り手が矛盾したメッセージを発していること

です。この条件を満たさない状況では、言語メッセージよりも非言語メッセージが重要視されるということはメラビアンは述べていないわけです。

むしろメラビアンは、自分の説がひとり歩きして、汎用的に言語メッセージよりも非言語メッセージの方が重要視されるという解釈という状況を嘆いています。

見た目が9割というのは、言語7%以外がだいたい9割ということから来ているとすれば、それはメラビアンの法則を二重に間違って解釈していることになりますね。